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霜満軍営秋気清 



 関ヶ原の役における上杉家の立場は、さきの世界大戦における日本の立場にちょっと似ていないこともない。
 日本はまずアメリカに対して火ぶたを切り、アメリカを牽制している間にドイツがヨーロッパで勝利を得ることを期待したのだが、上杉も家康を自分の手にひきつけている間に石田三成が上方で派遣を握ることを期待してまず火ぶたを切った。

 慶長五年六月。――
 会津の上杉景勝が公然叛意を示したというので、当時大坂にあった家康はこれを征討するために、その十六日大坂をたち、十七日伏見城に寄った。
 このとき家康は、千畳敷きの大広間につっ立って、何がうれしいのか、一人でニコニコ笑っているのを、家来の鳥居彦右衛門が見たという。――日本がついに先に手を出したと知ったとき、もしその第一撃がフィリピンかマレーであったら、おそらくルーズヴェルトもニンマリ笑ったにちがいない。ただこの場合はそれが真珠湾であったからルーズヴェルトの笑いがとまったに過ぎない。


                            山田風太郎 「叛旗兵」






Call of Duty: World at War(Wikipedia)というPCゲームを知ってから第二次世界大戦に注目するようになり、先に読んでいた「叛旗兵」と並行して「戦中派不戦日記」(共に山田風太郎)を読みました。

その後この一週間、怒涛の勢いで「スターリングラード(ドイツ版)」から、第二次世界大戦の映像や映画、小説、ドキュメントを斜め見、斜め読みした(あくまで斜めです、熟読はしていません)直後だったので今日の大河ドラマはなんだか温いなぁと。
戦争を知らない人間が言うのもおこがましいですが、緊迫感がないというか。
たぶん、あのスポットライトの演出がいけないと思うのですが……
舞台演劇のようで、一瞬教育テレビに切り替わったのかと焦ってしまいました。
あれは重要な戦の撮影に予算を回すための節約演出なんだと思っていい…ですよね。



この大河で
直江状を叩きつけ、関ヶ原の火ぶたを切った時。
関ヶ原の敗北、三成の死を聞いた時。
その後の戦後処理。
大坂の陣前後。
の兼続の心情がどのように描かれるのかとても楽しみにしているのですけれど、あまり期待はできないような……

上杉を残すための工作が関ヶ原前から行われていたのか。最中なのかはたまた戦後なのかとか。
突拍子もないオリジナル要素を入れるより、史実の枠組みに沿った中で面白い創作だってできると思うのですが。
「実は直江状から家康と組んでの一大狂言だった」なんていうのも見てみたい。ま、これはかなり突拍子もないし、三成と無二の親友のような設定の今回は絶対にありえない事ですけれど(笑)

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[2009/02/08 22:41] 雑記 | TB(0) | CM(2)

スポットライト

私もあの演出は、制作費をケチってるor賛否あるなぁ~って思いました。
およそ戦国の空間ってしないですもんね(~_~)
ほんと舞台演劇見てんじゃないですから…

ヤフーのニューズタイトルにも出てたけど、子役の子いいですよね。かわいかったです。
子役のときの方が感動して見てました(^_^;)
[2009/02/10 22:11] pQfpZpjU[ 編集 ]

サーチャンさん
肝心なところにお金を使ってくれればいいのですが…
トンでもスーパー演出に浪費されませんように(-人-)
[2009/02/12 21:41] JLOtVP6o[ 編集 ]

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