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獅噛紋と前立 

昨日は雨が降って寒いくらいだったのに、今日は暑い暑い。
といっても昨日の見学の復習をしないとすぐ忘れてしまうので、家族と一緒に復習をしていました。



聖天堂の本殿正面には大きな龍をはじめ、獅子、鳳凰、飛龍、鯱(シャチ)などの彫刻があります。
どれも神聖な想像上の動物なのですが、その中になぜか"邪鬼"の彫刻が見られます。頭貫(柱と柱の天辺を貫く横材)をグッとくわえ込み、上の屋根を頭で支えています。

初めて工事現場の見学をした時から気になっていた存在だったのですが、昨日の勉強会で「とある方の意見では『獅噛紋(しかみもん)』ではないかとの事です」と解説がありました。



ちょうど母が「『獅噛紋』ってなんだろう?」と広辞苑を開いたのでついでに覗き込んでみたら「兜に用いられる」とあり、「あー!ああああ!!これいっぱい見てる!見てるがねー!」と思わず叫んでしまいました。
驚く母に「いるいる、いっぱいいる!兜の上に!」と興奮しながら説明すれど通じず、とりあえずネットで拾える画像を見せたら、納得してくれました。
本多忠勝の兜とか、よく見たらオヤカタサマのモフモフ(諏訪法性)の上にも鎮座ましましていらっしゃるんですね(日本語がおかしい)。そういえば一昨年やっていた「義経」の頭にもいた気がします。

「獅子を丸ごと被ってるのかと思ったけど、兜の上にあるんだねぇ。獅子舞の口から人間の顔が出てるみたいなのは無いの?」と言われて、それもどこかで見たなぁと思ったのですが……ネットではちょっと見つからない。

どこで見たかなぁと今まで撮った時代まつりの甲冑写真を取り出して探してみるも見つからず、部屋を見回して目に付いたのが横山光輝の『三国志』。「あ……」

馬超だ。
名前を憶え切れない頃はずっと「頭を食われてる人」と呼んでいた人(笑)
早速見せると「おお!これこれ」と興味を示しました。
ならば無双の馬超はどうだと取り扱い説明書を見せると「おおお!」と好反応。
が……よく見ると、無双馬超の兜って獅子ではなく、龍のような?
その事を言うと「いや、獅子だよ、前歯が獅子舞みたいだし」と反論をうけました。
その後、取説握って小一時間馬超の兜は獅子か龍かで無為に時間を過ごす私達。
結局、昨日の復習は中途半端なまま終わってしまいました。
何をやってるんだかなぁ。


兜の獅噛はたぶん強さの誇示や災いを払うためのものだと思います。同じように鬼の形相を強いものの象徴とし、悪いものを打ち払うために聖天堂にも彫られたのではないかと推測していますが……どうなんでしょう?
お目出度い霊獣に囲まれてなぜ彼らがそこにいるのか。当時の棟梁と職人さんだけが知る秘密?

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[2007/05/26 23:48] ガイド・郷土史 | TB(0) | CM(0)

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